帰ってきました!

田舎で一ヶ月だけ、暮らしてきました。
当初の予定から大幅にずれましたが
これで良かったと思っています。
ホストの関係とか、自分の問題で早くバンクーバーに戻りました。


まずは田舎での様子を。
一応田舎は田舎ですが、お店も沢山あったし
人口も中々の大きさの町でした。
でもバスは一時間に一本、
お店に行くのにはバスもしくは車が必須。
歩いていけば最低40分掛かるかという感じです。
ついでにビルなんて全くないし、私にとっては初めての体験でした。
(ビルがないのは、立てに伸びる必要がないほど広いからだと思った)


学校にも行きました。
小さな小さな学校で、生徒全員で5人だけ。
先生との距離もものすごく近くて、バンクーバーのような大都市では
まず無理だと思うくらい近い関係になれました。
授業はなんというか・・・ひたすら喋ってました。
一応グラマーとかそれぞれやることはあったんですが。
朝9時に学校行ってまず1時間は喋って、
それから1〜2時間真面目にやることやって、
ランチタイムになって、面白いことにこれが一番静かだったり。
午後はプロジェクトで各自課題に沿ってレポート書きました。
その地域の歴史がメインテーマで、建物についてでもなんでも。
私は地域の歴史を選びました。
これが意外に楽しかった。大概この時間も喋り倒してましたが。
午後にはアクティビティもあって、出掛けて遊んだりしました。
アイススケートも行ったし、森林公園にも行ったし、
瀬戸物(?)をペイントしたりも。
すごく楽しかった。


クラスメートも面白かったです。皆クレイジーで。
いやもう、全部ぶちまけた方が
なんて楽なんだろうとここではっきり分かりました。
何言ってもなにやっても、それが当たり前という雰囲気。
田舎だからかなぁ。のんびりというか穏やかと言うか。狂ってたけど。
このクラスは全員が少しずつ狂ってて、
でもちゃんと噛み合っててなんて面白いんだろうと先生も言ってました。
一番先生がお喋りで面白い人だった。
最高に面白い人生を歩んでいる人だと思う!頭もすごく良いし。
とても良い先生でした。


ホストも最高でした。
両親二人姉妹の四人家族で、
11歳と7歳の子供達とも仲良くなれました。可愛かったー。
行く前は強敵になるかと思ったけど、ところがどっこい。
親類がいっぱい近くに住んでたし、
色んな人との交流もあって家族以外の人との交流も沢山。
親類の子で2歳の男の子がいたんだけど最強に可愛かった。
言葉覚え始めの舌足らずで金髪で青い大きな目で、
天使がいたら絶対こんな感じに違いないと思った。
アジア人を見るのが初めてなのか最初は少し警戒してたけど、
最後の方には仲良しでした。名前上手く言えなくてマチって呼ばれてたけど。


まずアジア人を見ないような町で、学校に一人日本人がいただけ。
日本語も喋りませんでした。
あー留学ってこういうことだったよね、と思いました。
ホストに英語褒められて有頂天。
でも妹は早口すぎてたまにつらかった。
親でも喋りすぎの早口って言ってたからそうなのか。
スラングがんがんの中で推測能力が伸びた気がする。


人って言葉で理解するんじゃなくて、
表情とか声の質で内容を理解するんだって聞いたことがある。
それ絶対本当。
言葉が通じないところへ行くと感覚が変わる。
言葉ってとても便利だけど何かを鈍らせる。
留学の初めの初めは感覚がすごく澄んでたと思う。


とにかく最高の一ヶ月をすごしてきました。
日本語でネット出来ないのだけが問題でした。
それ以外パーフェクト。
学校は勉強と言うか、もうそれ自体がアクティビティみたいな。
あー楽しかった!!


長いので今日はこれで終わりにします。